【初めての内見】持ち物・チェックすべきポイント!実例を交えて紹介

賃貸選び

初めての自分の希望する物件が見つかり内見に申し込もうとしているが、

  • 居住中って書いてあるけど内見できるの?
  • 内見って何分くらいなの?
  • 抑えておくポイントってあるの?
  • 内見の際に持っていく物ってあるの?
  • オススメの時間帯ってあるの?
  • 内見ってただ部屋を見るだけでしょ、オンライン内見でいいの?

、、、、等々、疑問を多く悩んでいる方は多いのではないでしょうか。

私自身、2018年~2021年の間に騒音に悩ませれ3回ほど引っ越した経験が有り、内見も多く経験しているので、内見時の注意点を紹介できればと思います。

内見は実際に物件を見れる唯一の場となる為かなり重要な役割を持っています。内見をせずに物件を決めるのはなるべく避けましょう。また、最近だとオンライン内見がありますが、写真等で見るのとあまり変わらない為避けた方がいいです。

内見をおろそかにしてしまうと、実際に住んでみて『せっかく買った家具・家電が置けなかったり』、『○○が無くて不便だなー』、『騒音が酷くてイライラする』等の原因となり、早く引っ越したいという感情が強くでてしまいます。

内見時の注意事項を『内見のメリット・デメリット、申込方法、内見の日時、当日の持ち物、抑えておくポイント(チェックリストをPDF)、実際の写真を交えて注意点』をお教えしまいますので、内見で失敗しないよう活用してください。

記事内容

内見時の注意事項

 1. 内見とは?オンライン内見とは?

 2.内見しなくても部屋は契約できる?

 3.内見できない物件
   新築で完成していない場合
   居住中の場合

 4. 内見の申込、内見する時間帯
     申込⇒いい物件が見つかったらすぐに
   内見する時間帯⇒休日昼間

 5.内見当日の持ち物
     間取り図、スマホ、メジャー、筆記用具

 6. 内見時に抑えておくポイント
  部屋の大きさ、設備、周辺環境等の確認事項
  ※チェックリストのPDF有

 7. 実例:写真を交えて紹介

それではどうぞ!!

内見とは?オンライン内見とは?

内見とは、不動産屋に連絡し実際に物件の部屋の中を見学することです。費用は無料です。

賃貸サイトで写真や間取り図等で、なんとなく部屋のイメージは付くことができますが、実際に見学することで、部屋の寸法を測り部屋における家具や家電の大きさを知れたり、部屋の綺麗さや臭いを確認できたり、周辺環境はどんな雰囲気か等を知ることができます。

内見は実際に部屋を見学できる為、部屋を決める上で重要な事項です。必ず内見しましょう。


  • オンライン内見とは?

近年ではオンライン内見という言葉を耳にする機会が増えたと思います。

オンライン内見とは、不動産屋の方が現地に行ってスマホやPCを使って家にいながら部屋の状態を確認できます。

しかし、実際に自分の目で見るのと画面を通してみるのでは違います。臭いや騒音等は確認できませんので、家にいながら内見できるのは便利ですが、内見は現地にいきましょう。

内見しなくても契約できるの?

内見しなくても契約はできます。しかし、トラブルの基となる為、不動産屋からは内見することをオススメされます。

不動産屋の方から聞きましたが、賃貸サイトに載っている写真とは異なって、壁紙が青くなっていたり、前の住居者がゴミ屋敷にしてたらしく臭いがきつかったりと、入居時に『えっ?…』となったことがあり、内見しないで物件を決めるのは辞めた方が良いと言われました。

契約後にキャンセルはできませんので、多くの初期費用が無駄になってしまいますので、内見せずに物件を決める際は注意が必要です。

内見できない物件について

気に入った物件があった場合、入居時期に注目しましょう。

即入居可や空き室となっていれば内見できますが、下記の物件は内見できません

  • 新築でまだ完成されていない物件
  • 住居中の物件

●新築でまだ完成れていない物件

新築の場合、完成していない為内見することができません。完成してから見ようと思っても、既に契約されている場合もあります。


●住居中の物件

まだ、入居者がいる場合は内見することができません。賃貸サイトで入居時期が記載されていると思いますが、記載日の数週間前から内見ができます。

例:現在2022年1月上旬で入居時期2022年2月中旬と記載されていた場合

『2022年2月中旬に住むことができますよー』ということの為、住居者はいる可能性が高く1月下旬、2月上旬から内見ができると思われますので、不動産屋にいつ内見可能か問い合わせましょう。

ただ、どうしてもその物件が良く内見がしたいという方は同じマンションで違う部屋が空いていれば内見はできますので、マンションや周辺環境の環境はすることができます。

内見の申込、内見する時間帯


【1.賃貸サイトから内見の申込】

スマホやPCを使ってsuumoやDOOR賃貸等の賃貸サイトで良い物件を見つけたらお問い合わせしましょう。
電話で直接不動産屋への連絡も可能ですが、物件の空き状況の確認等折り返しの電話がある為、ネットで予約した方が簡単なのでネットで申込ましょう。

【!!ここで注意!!】
 不動産屋によって仲介手数料が異なるので条件が良い不動産屋で申込ましょう。


【2.申込時間の予約・内見の時間帯】

問い合わせした不動産屋からメールで何日に内見をするか返信がきますので、都合の良い時間で調整しましょう。内見時間は10分程度ですが、不動産に行って~内見が終わるまで1時間程度を見ておきましょう。

【!!ここで注意!!】
 ①部屋の防音性(隣の部屋の生活音等)を確かめる為住居者が多い土日の昼間で申込ましょう。
  ⇒平日日中の場合、隣の部屋に人がいないことが多く生活音等の確認できないです。
 
 ②申込から内見まで時間が空いてしまうと、物件を他の人が決めてしまう可能性がある為、
  なるべく早く内見するようにしましょう。

内見当日の持ち物

内見当日は基本的に不動産屋へ行って不動産屋の車で物件へ向かいます。

内見当日までに他の物件が気になった際は、事前にメールで伝えるか当日内見したい旨を伝えましょう。他社の物件でも紹介してくれるところがほとんどなので、遠慮しなくても大丈夫です。

当日の持ち物

項目

内容
スマホ(写真・ライト)部屋がどんなだったか見返す為に写真を撮っておきましょう。
部屋に電気が通ってないこともあるのでライトが必要になります。
メジャーカーテンの大きさ、家電・家具の配置を決める為、寸法を測るのになります。
間取り図不動産屋で用意してくれると思いますが、もしくれなかった場合は間取り図を貰いましょう。
筆記用具間取り図にメジャーで計測した寸法を書き込むのに、シャーペン、ボールペンは必要になります。
印鑑・身分証明書・源泉徴収書、
銀行口座
これは内見の結果、ここで申込しようとした際に必要になりまうす。
後日、申込となると他の人が既に申込を完了させている可能性があります。

メジャーは本当に重要になりますので必ず持っていってください。寸法せずに家具家電を買っても置けない等が起きることもあります。もし忘れてしまった場合は不動産屋の方にないか聞いてみましょう。

内見時の抑えておくポイント

内見時の抑えておくポイントを【居住スペース、キッチン、お風呂場、等】ごとに表にまとめていますので確認してください。

内見時に抑えておくポイントは多く忘れてしまうことも多々ありますので、下記表のPDFを貼っておくので印刷し当日の内見時にチェックしてください。

詳細の内容については、写真を交えて説明します。

 内容理由チェック項目
居住スペース編
部屋の大きさ部屋のレイアウトを決めるのに必要大きさ: 高さ   cm 
     横    cm       
ベッドの位置シングルベッド:横97cm  縦195cm
セミダブルベッド:横120cm  縦195cm
※折り畳みベッドや布団を使う方はあまり気にしなくてもよいです。
どこに置くのか間取り図に記入
コンセントの位置・テレビ配線の確認レイアウトの為確認どこに何個くらいあるのか間取り図に記入
カーテンの大きさカーテン購入に必要大きさ: 高さ   cm 
      横   cm       
照明器具はついているのか照明器具が付いていない物件が多い有 ・  無
エアコンの製造年の確認古いと電気代が高くなる製造     年(エアコン側面、下部のラベルに記入)
防音性を確かめる壁を叩き軽い音なら防音性低い、重い詰まっている音なら防音性高い
部屋の中で声が反響していれば気密性が高く防音性高い

壁の音:        
声の反響:

クローゼットの大きさ収納がどれくらいできるのか大きさ: 高さ   cm 
横   cm   縦   cm 
キッチン編
キッチンの水栓はレバータイプか回すタイプだと調理中に水を使うのが面倒です。レバータイプ  or   回すタイプ
コンロのタイプ1口コンロ、2口コンロ、IHどのタイプなのか1口コンロ  2口コンロ  IH
キッチン台の大きさまな板、水切りカゴを置くスペースがあるのか大きさ:横   cm  ×縦   cm 
冷蔵庫の設置スペース冷蔵庫購入に必要大きさ: 高さ   cm ×横   cm  ×縦   cm 
シンク下の収納スペース調理器具、食材(醤油、砂糖等)を置けるのか置ける   ・  置けない
食器棚はあるのかどれくらいの食器が置けるのか、イス無で届くのか手に届きやすいところにあるのか ・  届きにくい
玄関編
隣と扉が近くないか防音性(壁の厚み) 
シューズボックス今持っている靴が入るのか、ヒールの高さ等高さ       cm
玄関の扉は90°開くか引っ越しの際に扉が90°開かずに家具が入らないということも90°まで開く   ・  開かない
お風呂編
お風呂にシャンプー置き場はあるのか無かった場合、置き場を準備しないといけない有 ・  無
浴槽の大きさ浴槽に浸かる方はゆったり入れるのか確認広い  ・  狭い
トイレ編
トイレの大きさ便座に座ってみて扉の距離間はどうか近い  ・  ゆったり
トイレに掃除用品はおけるのかトイレ内に棚はあるのか有 ・  無
ベランダ編・周辺環境
ベランダに物干し竿をつけられるのか物干し竿が取付できるかできる  ・   できない
ベランダに避難はしごがあるのか半年に1回、消防設備点検ではしごの点検ではしごの点検があります。窓をベッドで塞ぐ場合、点検前にベッドを動かすか、ベッドを跨られます。有 ・  無
近くに焼き肉屋、中華料理屋等があるか煙が多く出てる飲食店があると外に洗濯物が干せない。
また、Gが出現しやすくなる
有 ・  無
幹線道路、線路が近くの場合窓を開けて排ガスや音を確認。生活に支障   有   無 
日当たりの確認日中帯の日当たりは問題ないのか 
その他
洗濯機の設置スペース冷蔵庫購入に必要大きさ: 高さ   cm 
 横   cm   縦   cm 
部屋の臭い臭いかどうか、部屋の臭いはなかなか取れません。臭い  有  ・ 無
窓周辺にカビは無いか湿気、結露が多い物件だとカビが発生します。有 ・  無

実例:写真を交えて紹介

居住スペース、キッチン、お風呂場、ベランダ等について、実際に見てみてどうなのか紹介します。

居住スペース

居住スペースで部屋の大きさ、コンセントの位置、照明器具の有無、カーテンの大きさ等を確認しましょう。

画像のみの判断となるので、賃貸サイトの写真を見る時に参考していただき、写真でわからないことを内見時に細かく見てみてください。

例1

  • 部屋の大きさは縦に長く、横は狭い作りです。
  • ベッドの位置は左側にクローゼットがある為、横向きに置いてしまうとクローゼットが開けられなくなるので右側に置くことになります。ベッドの位置が横向きにできない為、レイアウトが限られてきます。
  • 画像だとコンセントがありません。コンセントの数が少なく延長ケーブルを使用するにも上手くまとめないとケーブルが邪魔になりそうです。
  • 照明器具は付いていますが、色・明るさはこの色でよいのか。
  • カーテンの大きさを計りましょう。
  • 画像だとエアコンがありません、内見時に確認が必要。
  • 防音性は壁を叩いてみて軽い音がしないか確認しましょう。隣とクローゼットで仕切られていると思われるので左側の壁からは隣からの騒音は和らぐと思われます。
  • クローゼットは2面の為、収納には問題が無さそうです。


例2

  • 部屋の大きさは縦に長く、横は狭い作りです。
  • ベッドの位置は横にも縦にも置けると思われます。
  • コンセントも左右の位置ありコンセントの数が足りないと言うことはないです。
  • 照明器具は付いていますが、色・明るさはこの色でよいのか。
  • カーテンの大きさを計りましょう。
  • 画像だとエアコン有り、製造年の確認。
  • 防音性は壁を叩いてみて軽い音がしないか確認しましょう。左右ともに壁の為、防音性が低い場合、両側から生活音が聞こえる可能性も。
  • 画像だとクローゼットが無い為、大きさの確認が必要。

玄関編

玄関扉が90°開くのか、隣との扉の近さを確認しましょう。

部屋の間取りにもよりますが、玄関扉を見れば隣との壁の厚みはだいたいわかります。画像だと、結構近めに扉があるので壁は薄く防音性は高くないかもしれません。

キッチン編

キッチンは水栓ハンドルのタイプなのか、、コンロの確認、食器や食材置き場の大きさ、水切りカゴやまな板等調理スペースがあるのか、冷蔵庫の設置スペースの確認が必要です。

お風呂場編

浴槽の大きさやシャンプー等の置き場があるか確認。

ベランダ編

画像だと物干し竿を設置できるのか判断できません。

特に避難はしごが有る場合、年2回(半年に1回)消防設備点検というのがあるはずです。その際にベランダに出てはしごの点検を行います。ここで注意したいのが、ベッドで窓を塞いでいる場合です。
点検の際にベッドを動かすか、作業員にベッドを跨られることとなります。潔癖症の方は作業着で跨られるのは嫌だと思うので事前にベッドを動かすのか、窓を塞がない様にベッドの配置を考える必要があります。

まとめ

内見とは、不動産屋に連絡し実際に物件の部屋の中を見学することです。費用は無料です。

内見は実際に部屋を見学できる為、部屋を決める上で重要な事項です。必ず内見しましょう。

  • オンライン内見とは?

オンライン内見とは、不動産屋の方が現地に行ってスマホやPCを使って家にいながら部屋の状態を確認できます。

内見申込方法

【1.賃貸サイトから内見の申込】:問い合わせる不動産屋によって仲介手数料が異なることも

【2.申込時間の予約・内見の時間帯】:防音性を確かめる為土日の昼間に内見しよう

内見時の持ち物

必須:スマホ(写真、ライト)、メジャー、間取り図、筆記用具
有れば良い:印鑑、身分証明書、源泉徴収書、銀行口座

内見時の抑えておくポイント

下記の内見時のチェックリスト表を使って抜けもれなくチェックしよう

内見は今後住む部屋を決めるうえで重要なことなので、焦らずにじっくり見てから物件を決めましょう。

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